新店舗開業への道013-崖っぷちから大逆転01

「これならゼンゼンいけますよ」

一通りプレゼンを終えた後に放たれた伊東商工会議所の経営相談担当者の言葉です。

「ええ~そうですか~?」サンシンさんのツレナイ態度を目の当りに
少々自信喪失気味だった私は、経営相談担当者の言葉を真に受けることが出来ません。
しかし、一筋の光が出口のほうを指し示す淡い感触を得た瞬間でもありました。

実は私は商工会議所とか日本政策金融公庫と言う名前に気後れしてました。
なにやら名前は硬いし金利も安い事から偉く敷居が高いというイメージのみが先行し
興味は持ちつつも自身の中で心の脇に追いやっている存在でした。

ロックな税理士さんから経営相談員を紹介するよと言われても
「ど~せ相手にもされないんだろうし、なんだか面倒くさい展開だなあ、まあ、会ってみるだけでも・・」
当初はそんな風に受け止めていました。

そんな心境の中、事業計画書のクリニックの日に先生が
面会の手はずを整え伊東商工会議所まで車で連れて行って下さり。
経営相談員の方と先生とわたしの三者で個室にて面談が始まりました。


伊豆高原わんこの森体験工房用地は伊豆高原の面白スポット・伊豆ろう人形美術館横の小山です。
伊豆高原わんこの森体験工房


子供の頃から大好きな大室山が目の前ですし目の前には県道111号線が通っておりアクセス便利です。
伊豆高原わんこの森 大室山


緑もたくさんたくさん残ってるので雑木林のドッグランをやるのに打って付けです。
伊豆高原わんこの森体験工房


今読み返してみると伊豆新聞に載った記事の中に「将来は今よりも自然のあるところに移転し・・」などとあり、広げた夢に手を伸ばしてる実感がわいてきます。
武山よしてつ&武山まゆみ


「この度はどのような事業をお考えでしょうか」

緊張していた私でしたが、試すような面持ちの担当者よりの第一声目の言葉で、
スイッチが入りいきなりトップギアのアクセル全開になります。

伊豆高原がいかにペット観光地としてのインフラが整いつつあるか。
これまでの事業、ほけきょ庵がいかに独自性が高く好評をはくしているか。
購入予定の土地の地勢がいかに優れてるか。
借り入れ無しで1.5倍から2.0倍の成長率を達成してる秘訣は何か。

当初は訝しげだった担当者の眼がキラキラ輝いてゆく様子を感じつつ
用意していた資料や写真を用いて、今思い出しても見事と思えるプレゼン。
まるで自分の舌では無いかのように流暢にまくし立てる自分を
不思議に思いつつ、ある感覚を思い出します。
プレゼンを終えた瞬間、爽快感と達成感が押し寄せその正体がすぐにも判明します。

忘れかけてた懐かしい感覚。
10代の頃に夢中になったロックバンドのライブ演奏の感覚です。

スイッチが入ると緊張も何も忘れて本番に強いのは
あの頃に鍛えられた物だと言う事を思い出しました。
わたしは「ライブ」に強いのです(笑)

「話を聴いてくれた」この事実は実際尊い物です。
話を聴いた上で断られたのであれば納得行くであろう物を
聴いてもらえないわけですから。話を聴いてもらえることが
こんなにも嬉しいものなのだと思い知った日でもありました。
金融機関に私の求めていたものはこれだったんです。

「これは間違いなくいけます」と
すぐにも公庫の融資担当の人と面談をするよう手はずを整えてくださいました。

そして・・

良いプレゼンができた事と「いけますよ」の言葉に少々浮かれ気味の私に
今度は「スルガもシズギンもアイラもアウトだよ武山君」と、
カフェビーキャプテンの情報網から報告が入ります。

続く