新店舗開業への道014-崖っぷちから大逆転02・建築見積もり

良いプレゼンができた事と「いけますよ」の言葉に少々浮かれ気味の私に
今度は「スルガもシズギンもアイラもアウトだよ武山君」と、
カフェビーキャプテンの情報網から報告が入ります。

事実上の四面楚歌八方ふさがり。
この展開はあまり考えていない物でした。

審査が緩くてそのかわり金利の高いで(ホントは甘いと言う事ではなく独自の信用調査機関を持つ)
有名なスルガさんまで駄目とは驚きでした。

こちらとしては金利4%でも5%でも先へ進もうと考えてましたから、
最悪スルガでもOKだろくらいの考えだったのです。
その最悪と考えてたスルガさんに渋られたのは行き止まりを意味していました。

しかしまあ、独自の調査機関とはいえ、所詮はCIC情報(指定信用情報機関)を
取り寄せ、機械的に判別してるに過ぎないと言う事なのでしょう。
面談も何も無しで渋い返事をしてくる事こそがそれを物語っています。

できる事ならば、日本政策金融公庫に融資申請する前に、
どこでもいいから一つは融資確定を貰いたかったです。

融資を申し込むにしても「どこそこの融資を取り付けてる」状況の方が交渉はしやすいものです。
しかし頼みの綱となる公庫さんにも裸の状況で挑まねばなりません。

カフェビーキャプテンとの打ち合わせでも、もう一つの頼みの綱。
「静岡県信用保証協会」へ当たる準備も始めなきゃいかんと
様々なティップスを授かりそちらの準備も進めながら、
「武山君、ここはいきなり公庫に融資申請はしないで、まずは相談から始めよう」
との言葉を受けて、商工会相談員の方から、公庫担当者へ
「まずは融資申請と言う事ではなく、この事業に対する融資の枠はどれほどかを相談できますか」
それに加えて「このような事業を考えてるが様々な事を相談したい」との旨を伝えてもらいました。
数日後に「では、検討用の書類を送ってください」と返事が来ます。

商工会議所経由で事前に書類を送っていただき、
合わせて私自ら沼津にある日本政策金融公庫に出向き書類を託しました。

日本政策金融公庫の担当者と会って相談するに
用意したアイテムは9つでした。

・融資申請書類
・現事業概要と事業主プロフィール
・建築建物見積もり
・過去2年分の決算書
・事業用通帳過去半年分
・事業計画書
・購入した土地の契約書
・購入した土地の資産価値のわかる書類
・前年度の納税証明書

それにプラスして下記のアイテムも独自に用意します。
こちらの何もかもを赤裸々に見てもらおうと考えたのです。

・プレゼン用写真
・CIC(与信)情報
・過去5年分の納税証明書
・過去2年プラス3年、5年分の決算書
・過去5年分の事業用通帳

今回はそのうちの1つ。建築見積もりについて掘り下げてみます。


これは今回お任せする事にした幸建さん他、3つの建築会社へ依頼をし、合い見積もりをとりました。

建築会社は得意分野があり、それぞれに長所と短所があるものです。
伊東市に拠点のある建築会社の中から今回進める事業に当たって相応しいであろう建築物を
任せられそうな会社をピックアップし、訪問し打ち合わせを重ねました。


・この建築物でこの見積もりに驚かれる方も居るのではないでしょうか。(※まだ正式な見積もり書類ではなく途中の物です)
建築見積もり


・10mX10m=100㎡=30.25坪、1坪約29万です。
建築図面


・これにはからくりがあるのですが追々それを明かして行きたいと思います。
建築図面


合い見積もりをお願いした4つの建築屋さんを大別すると、

・伊東市で3本の指に入るゼネコンさん
・他所で実績を積み最近伊豆高原に進出してきた評判の良い建築屋さん良くも悪くも無難さが売り
・伊東市で親子2代で大工を営む建築屋さん
・他所で実績を積み最近伊豆高原に進出してきたハイセンスが売りの建築屋さん

こちらの要望が上手く伝わったところ、伝わったのだけど部署間のやり取りに際して不手際があり
要望と違う図面を用意してきたところ。まったく要望の通った形跡すらない図面を用意したところ。
四者四様で面白かったです。

最終的には要望に最も近かった2社に絞り、悩んだ挙句、
幸建さんにお願いする事にしました。
決まった要因を挙げてみると下の3つです。

・営業担当が若旦那であり様々な裁量権を持つであろう事。
・自らも大工なのでその場で、「それは出来る、これは無理」と言える知識を持ってた。
・図面も書けて上げるのが早い

実は、見積もりをお願いしたいので打ち合わせをと頼んだら
もっとも遅く返事が来て、最後に打ち合わせをしたのが幸建さんでした。
そんなんでしたから一度は、「ここは無いかな」と考えたほどでしたが。
その後に一番に図面を上げてきたのもここでした。

そして最も私の要望を吸い上げてくれたのもここでした。
それが出来たのも、「営業担当=図面担当=大工=若旦那」と言う事が大きかったのでしょう。

雇われてたら出来そうにない判断をズバズバその場でしてゆくのですから。
この辺が、親子で切り盛りする建築屋さんの真骨頂、小回りの効く営業スタイルなのでしょう。
そんなこんなもありまして今回の建物に関しては幸建さんにお任せしたいと思います。

他3社の担当の方にもたいへんお世話になりましたし、
今後も機会があればお付き合いしたいなと思わせる
気持ちの良い対応をしてくださいました。
ありがとうございました。

次回は

・現事業概要と事業主プロフィール

についてです。