新店舗開業への道016-崖っぷちから大逆転04・企業概要書

前回からの続き

仕事するからには徹底的にやります。
時給だろうが雇われだろうが関係ありませんでした。
これは私の胸の内に今でも強烈に刻み込まれてます。

アルバイトだから煙草をふかしながらだとか
雇用者の見ていない所ではダラダラしたりだとか。
周りがそんな者達ばかりの時にも己に割り当てられた仕事を愚直にこなす。

同僚には「真面目臭くて空気を読まないめんどくさい奴」と
面と向かって言われた事もありますが、「空気が読めない」ではなく「空気を読まない」のです。
他人様がサボろうが何しようが私には関係ないし興味もありません。

そういうのは中学生(ヤンキー時代)の時に十分堪能してますから
そう言う所で無駄に「協調性」を発揮するのも社会に出てまで、
ましてや20や30の大人になってまでしてもやるこっちゃ無いと思ってるわけですよ。

常々問題なのは「自分はどうするか」であり、他人様に負けるのは許せても「自分に負ける」のだけは許しがたいのです。組織の中での「アルバイト」だとか「社員」だとか「雇われ」などの立場云々ではなく、一個人としての問題なのです。

「全ての行動は自分に跳ね返って来る」

覚えるべき仕事も覚えず、雇われ・パートだからと「こなす」事しか考えないのと
自分には必要に思えなくても折角だから楽しんで学ぼうと考えるのとでは
3年も経てば「経験や実力」に大いなる差が産まれてしまうのは自明の理でしょう。

・企業概要書には短い文章で当たり障り無いっぽくチラッとした一言に想いを込めてますが・・・。
企業概要書 日本政策金融公庫 商工会議所

ましてや、起業したとなると、10年や20年は続けねばならないわけです。
今度は雇われどころか、何もかもが自分自身の責任となります。
それまでにも増して、起業してからの6年間も徹底してやってきましたし
これからは更にも増して徹底せねばならないでしょう。

何を徹底せねばならないかと言えばはシンプルです。
シンプルなほど迷いは少なくなります。


・判断に迷ったらお客さん優先で判断しとけば間違いない。


・遠回りになっても良いから「安直」に他所様に頼ったり「安直」に他人様の権威を傘に着たり「安直」によそ様の真似をしない。


・「量と質」「スピードと丁寧さ」「簡単さと厳しさ」「スローライフとハイスパートライフ」「田舎暮らしとテクノロジー」などの相反する概念を同時に大切にする。


・過信しない、何を知らないのかも知らないのだから、自分より優れた人や経験の深い人たち、耳に痛い苦言を呈してくれる実力を証明し続ける人たちから学ぶ。

の4つです。

どう徹底してるのか、なぜ徹底するのか具体例を挙げてみると。

①休日はどう設定する?→お客さん(観光客)の身になって考える→遠いところに旅行に来て不定休とかでガッカリしたくないよね→定休日作ろう→この辺りは水・木定休が多いねなんでだろう?→水・木が観光客少ないんだって→やっぱ水・木曜日?それとも他とずらす?迷うね→普通に考えたらお客さんの少ない日に休むのが正解だよね→でも・・・そうすると水・木旅行の人はつまんなくない?→じゃやっぱ年中無休が理想かな?→年中無休にするためには夫婦2人では物理的に無理→人手を増やそう→人手を増やすには相応に売り上げを得ねばならない→売り上げを上げるにはどうすれば良いのだろう?→あ、年中無休にすれば休まない分売り上げ上がるじゃん→単純計算して週6日労働と週7日労働とでは、売上げ600万円と700万円の違いになるね→とりあえず1年は無理してでも月1日の休みにしてみた→人雇える分くらい売り上げ増えた→1人雇おう→年中無休達成→スタッフ増えたので休みも取れるようになった→お客さんもハッピーわたしらもハッピー

②金銭的に苦しい時に親族に頼ろうと悩んだが痩せ我慢した→お金だけじゃなく知恵で解決しようともがいた→増築なども自分達の手で行った→自分達の手で工房も作ってる事が「ウリ」となりお客さんに興味を持って貰える事がわかった→陶芸材料なども既製品を使わずに自社開発しよう→他所と差別化できた→無借金経営で自力がついた→結果的にここぞの融資で有利に働いた→全天候型のペットレジャー施設が誕生→お客さんもハッピーわたしらもハッピー

③師匠や親を尊敬するのであれば権威や人脈をあてにせず心の中に大切にしまっておく→「コネ」や「ツテ」などを借りず自力で勝負するので自力をつけようともがく→自分自身を見てもらえ「等身大」で接して貰える充実感を得られる→無駄に頭を下げたり下げさせたり、媚びたりおべっか使わせたりしないから後ろめたさが無い→胸を張って等身大でよそ様と付き合え実力で出世できる充実感を得られる→ブランドや名前に頼らない実力第一で人そのものを見る目を養える→口ばかりじゃない実力第一の人脈やスタッフが集まってくる→任せられるスタッフや厳しくも本音で叱ってくれる後援者に恵まれる→経営計画策定や戦略立案や戦術洗練に時間をさける→良い空気の充実した工房を実現できる→良い空気はお客さんにも伝わる→お客さんもハッピーわたしらもハッピー

お客さんの要望は常日頃変化し続けます。
親や師匠も何時までも生きていません。
何時如何なる時も金銭に限らず様々な事で苦しむ事になるでしょう。

その場限りの考え方ではいずれ限界が来ます。
となれば、根本的に自力を身につけ、
「何時だって何所でだって何をやってでも生きてゆける」
気持ちを養うほか無いと思うのです。
逆を言えば、「何時だって何所でだって何をやってても不安」なのだから。

・電動ろくろの技術だって徹底して学びます。馬鹿と呼ばれるほどにです。それと言うのも不安を払拭し自信を持ち指導力を増し、安心して体験者の皆さんに楽しんで欲しいからです。

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俺は周りと違うんだとはみ出してボンタンはいてリーゼント気取って見ても、
結局は、はみ出した者同士でつるんで群れて。
そんな生き方にも嫌気がさしてたところでした。
これからは周りとか個性とかを気にせずに、
単に自分のやりたい事をやるのだとの想いを胸に秘めて・・・。
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東京で1人暮らしを始めた16歳の時に誓った想いです。
「わんことその飼い主に嬉しい施設」を実現するに当たって、
40歳を超えたこれからも大切にしてゆきたいと考えてますし
技術もそうですが「お客さん優先」「遠回りしてでも実力で勝負」「相反する概念を同時に大切に」
「学び続ける」これらをスタッフ皆で熟成して行けたらなと考えてます。