新店舗開業への道002 キャプテンへの相談01
2013年9月10日・文章※武山よしてつ
伊豆高原の国道135号線沿いに、「カフェbe」と言うカフェがあります。
この店が2007年に開業して少し経ち、面白い親父がマスターやってるとの噂が耳に届きます。
どう面白いのか見てやろうと
最初の1~2回はお客さんとして通って遠めに眺めるだけだったのですが、
そのお店の横の店舗でテナントを募集し始めたと言うので
話を聞きに言ったらその人本人でした。
この年には、私も陶芸体験ほけきょ庵を立ち上げ最中であり。
同じ年に伊豆高原でお店を始めた仲間との意識と、年齢的に考えて、
経験豊富なんだろうなと、ぜひ知り合いになって情報交換できればなと期待感を持ってました。
第一印象はハッキリしており「えらいフランクでアメリカ人みたいな人」という印象でした。
やはり本人もアメリカが好きらしく、ちょっと見た目も白人っぽく
※白い歯をニッとむき出して笑ったり、葉巻を吹かしたら似合いそうな
典型的アメリカン野郎の「ウィリアム・ディヴェイン」
ハリウッド映画の名バイプレイヤー
ウィリアム・ディヴェインそっくりだし、考え方もそうだから、
この人はアメリカン人だと思えばいいのだと勝手に思いました。
その後、陶芸作家の友人ら数名と3坪ほどのスペースを借りて
オルタナティブギャラリースペースとして伊豆の器ショップ「もこりり」を運営する事となるのですが。
このお店は、約1年ほど運営しましたがキャプテンのテナント業撤退と同時に消滅します。
その1年間で学んだ事は決して少なくありませんでした。
と言っても手取り足取り何かを教わった訳でもなく、
こっちが勝手にキャプテンの背中を見て勝手に学んでいただけなのですが。
その中でももっとも印象深かったのが、キャプテンの本棚でした。
経営やら戦略やら原則やらがギッシリ詰まった本棚に特に勇気づけられた事は忘れられません。
「あ~、やっぱ読んでんだ~」と思った事が思い出されますね。
と言うのも、起業と言っても個人(単独)事業の経験しかない無い私は、
複数人で運営する規模の事業の経験が無く
そう言った本を少しでも読んで学ぼうと必死だったのです。
背中を後押しされた気がして勇気がわいたものです。
で、今回の新規事業に際して、挨拶を兼ねて相談に行きました。
何かをやると言う事を知っておいて貰ったほうが良いのと、
やはり、私に経験の無い「融資」について、経験豊富なキャプテンの
助言が欲しかったのです。