新店舗開業への道006-事業計画書03 中期経営目標

2013年9月18日 07:33

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伊豆高原観光におけるクラフト体験需要は年々伸び続け、伊豆観光の中核コンテンツになりつつある。現店舗はそれらの需要を取り込む形でこれまでの6年間を売り場面積の拡張と共に年平均150%成長を遂げてきたが、2012年度に建蔽率的限界に達し、売り場面積の拡張が不可能となり成長の終焉を迎えた。そんな中現店舗ではペット連れの顧客の率は年々増え続けており、これは一過性の物などではなく、日本の社会が向かう方向性に一致している現象と観測。価値観の多様化、核家族化、少子高齢化に伴い、家族の概念が再編成しつつあるのと同時に、子を持たない家族、寂しい身寄りのお年寄りが増えており、今後益々コンパニオン・ペット産業は隆盛を迎えるものと予測し、これら社会の変化に連動した「ペットとの旅行と憩いのひと時」の市場へ乗り込むに当たって策定した目標を簡略ながら以下に挙げてみる。現店舗の成長の原動力となった「自然景観を活かした店舗」「伊豆の思い出やお土産・記念品になる商品開発」「自分で作る面白さを体験を通し伝える」を今後も核に据え、新たに「動植物との共生」と「食の憩い」を掲げる。そのコンセプトは、ペット連れ観光者が一般客に気兼ね無く憩いの一時を楽しめるペット専門体験スペース、ドッグラン、カフェスペースを設けた日本初の体験型ペットコミュニティとして表すものとし、現店舗で成しえなかった、5名で来店、体験者は3名でも来店者全員が座れる位に席数にもゆとりを持たせる事でさらにリゾート感を演出しつつ、地域住民を見据えた物品販売なども視野にいれる。その後は、これまで同様、年度毎の閑散期に売り場面積の拡張を続けるものとする。
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いかがでしょうか、以上に上げた物が今回の事業を立ち上げるに当たって策定した中期経営目標です。
私としては銀行マンを納得させるに足る文言に思い自信満々でキャプテンに見てもらいました。

と・こ・ろ・が

やはり駄目出しを食らってしまいました。

キャプテン「う~ん、、武山君ね~。伊豆って今何ていわれてると思う?」

私「・・・・・あ~~~そうか。そうですね。」

キャプテン「そう、みんな知ってる事だと思うんだけど、右肩下がり。なんだよね~」

私「そうですね。僕はこっち移住してきたのは9年前ですけど、3歳くらいからほぼ毎年遊びに来てましたからよく知ってるつもりです。」

キャプテン「でしょう?なのに、何でさ~、銀行が金貸してくれるわけ?そこの所の説得力がないんだよね~」

私「なるほど、じゃ、少しいじればどうにかなりそうですね。」

と言った風な会話がなされました。

・動物の森体験工房のメインメニューの「ワンシーサー」はお客様に教えて頂いたアイデアなんですよ~。
ワンシーサー


・現店舗のほけきょ庵でも人気のコースですが、新工房ではより洗練させた形でリニューアル予定です。
ワンシーサー

その後もネットで「中期経営目標 書き方」などで検索してゆくと
「具体的な売上げ目標を掲げる」ですとか「方針=目標値+方向性」を設定するとか色々と出てきます。
そこら辺も踏まえて改変したのが以下に挙げるものです。

そして、この内容で税理士先生にみて貰いましたがこの件に関しては駄目出しはありませんでした。
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伊豆の観光弱体化が叫ばれて久しい中、伊豆高原観光におけるクラフト体験需要は年々伸び続け、伊豆観光の中核コンテンツになりつつある。現店舗はそれらの需要を取り込む形でこれまでの6年間を売り場面積の拡張と共に年平均150%成長を遂げてきたが、2012年度に建蔽率的限界に達し、売り場面積の拡張が不可能となり成長の終焉を迎えた。振り返るとこの6年間は、ノウハウや利益を得るに止まらず、新たな需要の可能性を垣間見てきた6年間でもあった。伊豆の観光産業は廃れたと言われるが私にはそうは思えない。中でもここ数年新たな需要を掘り起こしつつある新たな観光産業の形「ペットとの旅行」において、他観光地を圧倒的にリードするインフラが整いつつある。現店舗でもペット顧客の率は年々増え続けており、これは一過性の物などではなく、日本の社会が向かう方向性に一致している現象と観測。価値観の多様化、核家族化、少子高齢化に伴い、家族の概念が再編成しつつあるのと同時に、子を持たない家族、寂しい身寄りのお年寄りが増えており、今後益々コンパニオン・ペットは隆盛を迎えるものと予測する。これら社会の変化に連動した市場「ペットとの旅行と憩いのひと時」の市場へ乗り込むに当たって策定した目標を簡略ながら以下に挙げてみる。現店舗の成長の原動力となった「自然景観を活かした店舗」「伊豆の思い出やお土産・記念品になる商品開発」「自分で作る面白さを体験を通し伝える」を今後も核に据え、新たに「動植物との共生」と「食の憩い」を掲げる。そのコンセプトは、ペット連れ観光者が一般客に気兼ね無く憩いの一時を楽しめるペット専門体験スペース、ドッグラン、カフェスペースを設けた日本初の体験型ペットコミュニティとして表すものとし、現店舗で成しえなかった、5名で来店、体験者は3名でも全員が座れる位に席数にもゆとりを持たせる事でさらにリゾート感を演出しつつ、地域住民を見据えた物品販売なども視野にいれる。その後は、これまで同様、年度毎の閑散期に売り場面積の拡張を続け、5年後には、オンリーワンから他の追随を許さぬナンバーワンを目指し、現店舗と合わせて3倍の規模の売り場面積と、年商1億、従業員10名を達成し、伊豆高原から始まり世界のリゾートへ進出する足がかりとなるような事業規模を目標とする。そして、中期五カ年計画は、常々再検討を加えつつ磨き上げ、国や地域を越えて通用する更なる市場の創出にまい進する体力を養う事を目的とする。
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私としては、これまでの3年分の決算書と、
この中期目標を読んでも貸し渋る様な銀行さんとはお付き合いする価値など無い。
とまでに思える目標を描けたかなと自負してます。

「そんな甘いもんじゃないよ」との声も聞こえてきそうですが。
私自身が納得できてる事が、まずは重要なんですね。

「信念と覚悟を持つ」

覚悟と信念が道を切り開き、崖から落ちゆく身を立て直す。
それ無しには何もかもが中途半端とナリ、それまでがどんなに良くとも気がつけば沈んでいる。


覚悟が信念になり、信念が執念を生み出す。

ある意味開き直りですよ。

しつこく行きますよ~~~覚悟してくださいよ~~~銀行さ~~ん(笑)

・銀行マンにガブリと噛みついてやります。武山よしてつ陶芸作品・ティラノサウルス
ティラノサウルス

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